労務費の高騰や人材不足により、製造現場や物流現場の人材確保が非常に難しくなっています。
しかも、中長期的に考えて日本の人口は減る一方のため、労働人口の減少は避けられません。
そこで現場の省力化のため、まず産業ロボットを検討するでしょう。
しかし、現場の作業規模や導入コスト、設置スペース等の問題があり、産業用ロボットはハードルが高いものです。
一方、協働ロボットなら産業用ロボットの問題点をクリアできます。
しかし、設置された場所の作業しかできないため、人間のようなフレキシブルな対応はできません。
そこで、提案するのがAGVと協働ロボットをミックスさせた自動搬送ソリューションです。
低コストで省人化を実現するだけでなく、フレキシブルに作業できるのが特徴です。
これらを活用した自動運搬ソリューションの様子をご覧ください。
■メリット
見栄え良好、レイアウト変更最小
■デメリット
導入コスト高、AVG・協働ロボットの同時稼働不可
■メリット
AGV・協働ロボットの台数最適化、工程レイアウトの変更最小
■デメリット
AGV・協働ロボットの通信や充電、そして連結が必要
■メリット
AGV・協働ロボットの台数最適化、開発の工数・難易度最小
■デメリット
導工程レイアウト(搬送路・ワーク供給)の大幅変更が必要
✕ AGV+ロボットの案では、いずれかの非稼働時間の存在が大きなデメリット
✕ AGVが作業台を運搬する案では、工程レイアウトの変更が大きなデメリット
◎ AGVがロボットを搬送する案のデメリットは、テックマンロボットで解決可
山善は、AGVが協働ロボットを自動搬送する方法を採用!
AGVは協働ロボットを所定の位置に置くと、ロボット搬送の役目を一旦終えます。
その間、別の運搬作業をすることで、AGVを効率よく使えます。
そして、協働ロボットの作業が終了した後、次の作業を行うため、ふたたびAGVが協働ロボットを搬送します。
このように運用する事で、AGV・協働ロボットそれぞれの能力を、余すことなく運用できます。
一般的な協働ロボットの場合、一定以上の精度が求められる作業をするために、別途カメラの設置が必要です。
しかし、テックマンロボットには標準でカメラがついています。そのため、標準ソフトを用いて簡単に、追加費用をかけずにカメラを設定できます。
カメラで専用のランドマークを読み取ることにより、簡単に位置補正できます。そのため、ミリ単位以下の精密な作業を精度よく再ティーチングを行わずに運用が可能です。
AGVの走行経路には、仮置き中の商品や作業中の人など、AGVにとって予期せぬ「もの」があります。
しかし、AGVは走行経路上の障害物を検知ことで、その場で走行経路を変更して自律的に走行できます。
バッテリ容量が低下した場合には、自動的に充電器まで移動して充電するため、手間もかかりません。
また、テックマンロボットが様々な通信方法に対応しているため、PLCなしで簡単にAGVと通信可能です。
サイズ: | (W×L×H 単位:mm) *1 本体:720×1,110×520(対角:1,320) L300台座:720×1,020×398(対角:1,250) L1000台座:1,190×1,110×398(対角:1,620) |
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重量: | 約250kg) |
駆動時間*2 : | 無負荷約4時間、実負荷*3 約3時間) |
充電時間*2 : | 無負荷約2時間、実負荷*3 約2.5時間) |
充電方式: | ワイヤレス充電(入力:三相200V 3.5A) |
電池仕様: | リチウムイオン(出力DC25.3V 44Ah)) |
オプション: | エリアスキャナー、小型エアーコンプレッサー |
*1) 協働口ボット含まず、*2) エアーコンプレッサー除く
*3) TMロボットをスネークダンス動作させた状態で計測
全方位から侵入可能(L1000用台座使用時)
ワイヤレス充電
可搬重量: | 12kg |
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リーチ: | 1300mm |
寸法: | 800×619×330mm |
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本体重量: | 180kg |
最大積載荷重: | 300kg |
寸法: | 1152×770×300mm |
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本体重量: | 245kg |
最大積載荷重: | 1000kg |
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