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製造・物流業における重量物搬送の課題

製造工場や物流倉庫において、人が重量物を運搬する作業は未だに多くあります。これらは身体的負担の大きい作業であり、次のような問題があります。

  1. 身体的負担:重量物の持ち上げ、および搬送で脚や腰に負担がかかる
  2. 健康リスク:日々繰り返される負担により、腰痛などの健康リスクがある
  3. 生産性のバラつき:同じ重量の製品を運ぶとしても、人により作業効率が異なる
  4. 雇用問題:多くの産業で労働力が不足し、女性や高齢者の方が現場で作業することがある
  5. 産業ロボットの導入:コストや作業内容、設置スペースが条件に合わない

これらの問題解決のために、協働ロボットとバランサーを組み合わせた『コラボシステム』を提案します。

※「コラボシステム」はトーヨーコーケンより商標登録出願中です

協働ロボットによる重量物搬送自動化システム

重量物を搬送できる大型の協働ロボットではスペース確保とリスク低減に難があります。小型の協働ロボットでは可搬重量が足りないことがあります。
一方、バランサーなら能力以上の重量物搬送が可能ですが、人が操作する必要があります。

そこで、協働ロボット『テックマンロボット』でバランサー『バラマン』を操作することにより、可搬重量以上の重量物をハンドリングできます。

テックマンロボットは、人と同じ様にバラマンを操作するだけなので、特別な制御は必要ありません。

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重量物搬送自動化システム 3つのメリット

POINT01

産業ロボットに比べて省スペース

協働ロボットは、産業ロボットと異なり安全策を設置する必要がありません。そのため、産業用ロボットに比べて人とのクリアランスを小さく設定でき、作業範囲も含めた設置スペースを小さくできます。バラマンを天井に設置できる環境なら、さらに占有スペースを小さくできます。

ただし、最大可搬重量はワーク(重量物)とアタッチメントを含めて150kgです。

※リスクアセスメントを取った上での使用となります

POINT02

簡単にできるティーチングやメンテナンス

テックマンロボットはティーチングの容易さが特徴です。ロボットをフリー状態にして手動で位置を教示します。同時にディスプレイ上でフローチャートのようなグラフィックで動作を構築するため、ノーコードで教示できます。

また、産業用ロボットに比べてメンテナンスも容易です。しかし、協働ロボットのトラブルや故障のリスクはゼロではありません。何らかの理由で稼働できなくなることも想定しなければなりません。しかし、コラボシステムなら、協働ロボットが故障しても、人がバラマンを操作することですぐにリカバリーできます。

POINT02

協働ロボットによる省力化が可能

人による重量物のハンドリングを、そのままコラボシステムに置き換えられます。協働ロボットは、産業ロボットほどのタクトタイムは実現できませんが、もともと人が行っていた作業ならタクトタイムは問題になりません。

コラボシステムは人と違い休憩を取る必要がありません。健康リスクもないため、実際には一名以上の省力効果があります。

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