計数機×包装機×コンベアリフター省スペースで部品や食品の計数・
包装作業を自動化
計数機×包装機×コンベアリフター省スペースで部品や食品の計数・
包装作業を自動化
計数・包装作業を人が行う場合、集中力の低下により計数ミスが発生したり、作業スピードが低下したりする問題が生じることがあります。
一方、自動化を目的に装置の導入を検討しても、工場レイアウトの制約で傾斜コンベアが設置できないケースもあります。
そこで、垂直搬送が可能なコンベアリフターを活用し、計数・包装作業の自動化を提案します。この方法により、計数機、包装機、コンベアをコンパクトに配置することが可能です。
一般的な傾斜コンベアは、傾斜部だけでも1,500mm〜2,000mmのスペースを必要とします。搬送作業は生産そのものに直接寄与しないため、スペースが限られた工場では、傾斜コンベアの設置スペースを可能な限り小さくしたいと考えるのは自然なことです。
一方、コンベアリフターを使用すれば、必要なスペースは約1,000mmと半分に抑えられます。さらに、計数機や包装機を含めても、全体の設置スペースは約2,000mmで導入が可能です。
計数機にはレーザーセンサーを用いたカウント方式が採用されており、これにより、さまざまな製品に対して高精度なカウントが可能です。
また、5個から最大999個までのカウントに対応しており、各品種の梱包数に合わせてカウント数を柔軟に設定することができます。
タッチパネルを使用することで、最大100品種(No.1〜No.100)の情報を簡単に登録することができます。日本語表記と英語表記を切り替えることも可能。直感的な操作が特徴で、装置に不慣れな方でもすぐに操作方法を習得できます。
多品種少量生産を行う工場では、生産数に対して品種情報の管理が煩雑になることがあります。しかし、この計数機を活用すれば、装置側で計数内容を一元管理できるため、人の記憶に頼る必要がなく、計数ミスの発生を防ぐことが可能です。
これまでの豊富な導入実績から、ねじなどの工業製品はもちろん、飴・調味料など個包装された食品まで、さまざまな製品を正確に計数できることが確認されています。「自社の製品は計数が難しいかも」とお考えの方も、テスト機がございますのでぜひ一度ご相談ください。
特に、多品種少量生産を行う工場や、これまで計数機を導入せず人手に頼っていた工場では、導入による大きな効果が期待できます。
コンベアリフターには、排出最大高さが850mmと1,150mmのモデルをご用意しています(写真は1,150mmモデル)。
いずれのモデルも、最大高さ以下であれば排出高さを自由に設定できるため、既存の生産環境に合わせたフレキシブルな運用が可能です。
サイクルタイムは、1,150mmモデルが1サイクル約12秒、850mmモデルが約8.5秒となっており、製品にダメージを与えず、生産効率を損なわないように設計されています。
コンベアリフターは、包装された後の製品だけでなく、製函された小箱も搬送可能です。
コンベアリフター1台で包装後の工程にも対応できるため、人手による作業を減らして生産ライン全体の生産効率向上にも貢献します。
ご紹介したコンベアリフターや計数機を使用したシステムは、あらゆるメーカーの包装機に対応可能です。
そのため、生産ラインを新規に設計する場合だけでなく、既存の包装機に計数機やコンベアリフターを追加する際にもご検討いただけます。既存の包装機をそのまま活用できるため、導入のハードルが低くなる点も大きなメリットです。
専有面積の制約で傾斜コンベアの導入をためらっていた方、包装機との互換性を懸念していた方、または包装機からすべて新規での導入を検討している方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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