デパレタイジングロボットシステムの概要説明
KYOTO ROBOTHICSのデパレタイジングロボットシステムは、マスタレスで混載している荷物の下ろし作業に対応できるシステムです。
デパレタイジングロボットシステムは、入荷時および出荷時の課題を解決するための効果的なソリューションを提供します。
事前にケース情報を登録する必要がなく、時間のかかるティーチング作業も不要です。そのため運用開始までの準備コストが抑えられ、新しい荷物の追加時に工数がかかりません。多品種に対応できるデパレタイジングロボットといえます。
マスタレスロボットは未知のケースを正しく認識することが重要になります。3DビジョンメーカーであるKyoto Roboticsでは独自のシステムを開発し、99.996%以上の認識成功率です。ロボット作業時のケース破損やチョコ停が限りなく少ないシステムを提供しています。
KYOTO ROBOTHICSのデパレタイジングロボットシステムは、製造業や物流現場で自動化を実現できるシステムです。
デパレタイジングロボットシステムが解決できる課題
入出荷時における以下の課題を解決いたします。
混載パレットの荷下ろし作業
複数種類の荷物が混載しているパレットから、自動で荷物を搬送できます。3Dビジョンシステムが荷物の種類を正しく認識し、ロボットが荷物を下ろします。
人がこれまで目でみて認識していましたが、3Dビジョンシステムが代わりに行います。
保管パレットへの載せ替え
次の工程に搬送しない荷物は、デパレタイジングロボットによって保管パレットへ載せ替えします。人が行っていた作業を自動化できるので、身体への負担軽減、効率化につながります。
荷役の人員確保
入荷時における混載パレットの荷下ろし作業や保管パレットへの載せ替え、人員の確保といった課題を解決します。
ロボットによる自動化は、人手不足を解決し、急な体調不良による欠員を補充する必要がないメリットもあります。したがって、業務の管理もしやすくなります。
トータルピック後の仕分け準備
同じ商品にまとめて複数の受注が入った場合は、一度に荷物をピッキングしてその後に仕分けます。デパレタイジングロボットシステムが正しい数量に荷物を仕分けます。
デパレタイジングロボットシステムの特徴
3Dビジョン
マスタレスのデパレタイジングロボットシステムは、搭載されたプロジェクタとカメラによってその場で商品を認識します。
事前の情報やケースの寸法入力などは必要ありません。高精度な3Dデータに基づいてケース情報を瞬時に認識し、最適な順序でデパレタイズを実行します。
AIずらし機能
ケースの画像を取り込んで解析し、確度の低い場合には、ロボットが自動でケースの位置を少し動かして再認識します。
正しくケースを認識し、作業やり直しやシステムの停止を最小限に抑えることができます。
この機能は特許登録されています。
マスタ出力機能
デパレタイズと同時に、ケースの寸法や重量を測定することができます。ケースの寸法情報を活用して倉庫の格納最適化や、トラックの必要台数の見積りなどさまざまな物流DXを実現します。
事前のケース情報を登録することなく運用可能であり、自動的にデータを生成します。
単載・混載両対応
KYOTO ROBOTHICSのデパレタイジングロボットシステムは、パレットに1種類のケースが積まれた単載積み、複数のケースが積まれた混載積みの両方に対応します。
ケースの荷姿や色、パッケージの画像、形状が異なる場合でも、ケースを正しく認識して荷下ろしすることが可能です。
豊富な導入実績
業界最高峰の導入実績があります。化粧品メーカーや小売業、文房具メーカーなど、さまざまな業種に対応できます。
荷物の形状や種類、ピッキング後の搬送ラインなどさまざまな提供経験を持っているので、お客様にとって最適なソリューションを提案できます。
当製品に関するお問い合わせはコンタクトフォームからお願いいたします。