粉掛け作業自動化の事例紹介
ハイブリッド式自動粉掛け装置を導入した事例を紹介します。
手作業で行っていた粉掛け作業を自動化したいという要望をもとに、えびせんべいを製造している工程に装置を導入しました。
自動粉掛け装置は、フライヤーから上がったせんべいへ粉掛けをします。センサーによってせんべいが通過するタイミングを検知して均一に粉を掛けていきます。
これまで1ライン2名で行っていた粉掛け作業を自動化しました。自動粉掛け装置を使うことで、掛ける粉のムラがなくなります。
自動化によって、省人化と品質向上を同時に実現できています。
自動粉掛け装置の特徴
コンパクト
自動粉掛け装置はコンパクトなので既存の製造ラインに簡単にセットができます。キャスター付きで移動が簡単なので別の工程にも使えます。
少量、多品種に対応
粉掛け用途別にメッシュを簡単に交換できるので、複数の工程に使うことができます。ごまや塩、砂糖、青のりのほか、各種パウダーや粉チーズにも対応ができます。段取り替えの多い食品メーカーや粉体加工メーカーにも導入しています。
形状、量を調整可能
掛ける粉の形状や量を自由に調整可能なので、さまざまな食品に対応できます。
手入れが簡単
粉が接する部分はステンレス製なので簡単に手入れできます。
山善が提供する食品製造工程の自動化
山善では、流通分野で培った技術とノウハウを活かし、お客様の食品製造工程の自動化をお手伝いできます。これまでに提案してきたシステムを紹介します。
デパレシステム開梱装置
ロボットを使って荷おろしや開梱作業を自動化します。
コンテナミキサー
食材を砕く、ふるう、まぜるなどの工程を自動化します。
空気輸送機
食材を空気で輸送し、安全かつ衛生的な環境をキープします。また、壊れやすい造粒物も安心して輸送することができます。
高感度検査機
高感度検査機によって異物混入を瞬時に判断し、不良品を排除します。
パレタイジング
ロボットを使って、梱包やパレットへの荷積みも自動化します。食品に合わせたロボットを提案できます。
WMS(倉庫管理システム)
入出荷や在庫など庫内物流を一元管理するシステムを提案できます。
山善は、専門知識をもとに最適な方法を提案します。食品業界だけでなく、化粧品、医薬品業界でも多数の自動化実績があります。
構想設計から、詳細設計、設置、設置後のサポート、改造なども対応できます。
製造工程の自動化に興味のある方はぜひお気軽に山善にご相談ください。