ロボットハンドの
自動交換ツールチェンジャー

製品概要

GIMATICの協働ロボットに対応している電動ツールチェンジャーは、ロボットハンドの自動交換を可能にする製品です。

ロボットハンドが取り扱う商品の種類が多く、段取り替えが頻繁に行われるような工程での自動化に適しています。テックマンロボットTM5-700と電動ツールチェンジャーEQCを組み合わせることで、さまざまなロボットハンドの自動交換が可能です。
ツールチェンジャーは、TM Plug&Playに対応しており、テックマンロボットと簡単に接続できます。複雑な設定は必要なく、ロボットのプログラムによって簡単に動作させることができます。
ハンドの自動交換ツールチェンジャーを活用すると、ロボットを停止して人手で交換する手間が省けます。また、電動でハンドの取り付けが可能なので、簡単にロボットと接続することができます。

製品が解決できる課題

電動ツールチェンジャーを使用することで、以下のような課題を解決できます。

電動ツールチェンジャーが解決できる課題

段取り替え時間の削減と製造時間の短縮

ワークの種類が多く、ロボットハンドの交換が頻繁に行われる場合、自動化により段取り替え時間を大幅に短縮できます。その結果、製造時間を効果的に削減することができます。
例えば、電動チャックを使用してワークをピックアンドプレースした後に、使用していたハンドを置き、別のハンドに自動的に交換することができます。人が作業する必要がありません。

ロボット導入費のコスト削減

従来は特定のハンドに対応したロボットを導入する必要がありました。複数のハンドに対応するために複数のロボットを導入していました。
しかし、電動ツールチェンジャーを使用することで、複数のハンドに対応した汎用のロボットを導入することができます。1台のロボットがさまざまな作業をできるようになるため、導入にかかる費用を削減できます。

工場の省スペース化

ロボットハンドを自動的に交換できるため、ロボットの台数を減らすことができます。複数のハンドを使用する工程において、ロボットごとにスペースを確保する必要がありません。これにより、工場のスペースを有効活用できるようになります。

さまざまなメーカーのハンドに対応可能

電動ツールチェンジャーは、異なるメーカーのハンドにも対応できるため、さまざまな工程でのロボット導入が可能です。吸着ハンドや3つ爪ハンドなど、ワークに応じてハンドを選択します。

位置補正機能による柔軟性

テックマンロボットTM5-700は、TMランドマークによる位置補正が可能です。そのため、段取り替えやレイアウト変更などでロボットの設置位置が変わっても、補正をかけることで正確な作業を維持できます。

電動ツールチェンジャーの特徴

電動ツールチェンジャーEQCのおもな特徴を紹介します。

  • 完全自動バージョン
  • Plug&Playシステムにより、簡単にテックマンロボットと接続可能
  • 協働ロボット用に設計
  • ロボットとの直接インターフェース用オプションのISO 9409フランジ
  • 24 Vdcの低電圧供給
  • 空気圧式ユーザー用の最大6つの接続
  • 中央の貫通穴に配置できるオプション

各種ご相談やワークテスト、デモ機の貸し出しに対応しています

電動ツールチェンジャーが解決できる課題

ロボットハンドの自動交換ツールチェンジャーは、GIMATICの協働ロボット対応製品であり、ロボットハンドの自動交換を実現します。
各種ご相談やワークテスト、デモ機の貸し出しにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ロボットハンドの自動交換ツールチェンジャーを活用して、人手作業を自動化し、作業効率向上やコスト削減を実現しましょう。
段取り替えが多い工程や、自動化が難しかった工程も、このツールチェンジャーによって自動化が可能になります。
ぜひ、山善TFS支社にご相談いただき、各社の特色を生かしたトータルソリューションを提供させてください。