物流・製造業向け
ハンディターミナル「XIT-300シリーズ」
リアルタイム在庫管理
正確かつ迅速な棚卸
工程管理で進捗の可視化
XIT-300シリーズはハンディターミナルとしての基本的な機能を追求して、現場で使いやすいことを目指して開発されました。
通信/処理速度の向上、バーコード読み取り性能の向上、それに使用環境に適した堅牢性やバックアップ電源など作業者がストレスなく、かつ効率よく検品作業をできるようになっています。
XIT-300シリーズは無線LANによるデータ通信が可能です。そのため、入出荷時に検品を行うとそのデータがリアルタイムでWMSに反映され、正確な在庫をリアルタイムで把握できます。
また、無線LANの構築が難しい場合でもUSBを用いたクレードル通信により、リアルタイムではありませんがデータ共有が可能です。
これらにより在庫状況をシステム上で管理できるようになります。
XIT-300シリーズは棚卸しにおいても効果を発揮します。バーコードをスキャンするだけで在庫情報を収集できるため、簡単に棚卸しができます。
経験年数に左右されずに棚卸しができるため、倉庫全体(職場全体)の棚卸しの負荷を小さくできます。
リアルタイムでデータ通信できるため、現場にいなくても作業進捗をシステム上で把握できます。複数拠点にまたがる端末の情報を一括で管理できるため、進捗管理の省力化にも貢献します。
また、管理PCからハンディターミナルへのメッセージ送信も可能です。個別の作業者に緊急で伝えたいことがあるときなどに有効です。
バーコード読み取り速度を40%短縮、画面切り替え時間を50%短縮、そしてファイル(プログラム)入れ替え時間を90%短縮しました(いずれも当社従来品との比較)。
また、データ処理に必要な情報をまとめたマスターファイルの受信時間を無線LANで50%短縮、専用の通信ユニットであるクレードルで70%短縮しました。
処理速度が速くなったことにより、わずかな待ち時間をさらに短縮し、スピーディーな作業をサポートします。
最大12個のバーコードを一括読み取りできるマルチスキャンやバーコードと二次元コードが混在する場合でも、一括読み取りができます。マルチスキャン時にはレイアウトを学習するため、次回以降はよりスムーズに読み取り可能となります。
バーコード読み取り範囲を決める照準システムであるエイマーを自動補正したり、紙に印字されたバーコードだけでなくPCやスマートフォンに表示されたバーコードも読み取り可能です。
バーコードの不備(カスレやにじみなど)や、局面に貼り付けられたバーコードにも対応できるのが特徴です。
耐落下性能をアップさせており、万が一の落下はもちろん、日々の業務における一定程度のラフな扱いも問題ありません。また、落下した衝撃によりバッテリーパックが外れたときには終了処理を行うため、作業データを保護します。
厚みを持たせた液晶ディスプレイを奥に配置することにより、保護を強化しました。また、スキャナ窓に強化ガラスを採用することにより、キズや割れを発生させにくい構造となっています。
連続使用時間は20時間以上であるため、こまめに充電することなく使用できます。
内部に緊急バックアップ電源を持っているため、万が一バッテリーが外れてもデータを保護して動作を継続できます。
また、無線LANを使用する場合はリアルタイムでの情報共有が可能なため、システムにもデータを保存できるのが特徴です。
Bluetooth Ver.4.2を標準搭載することにより、スマートフォンやタブレットとの通信が可能です。ほかにもBeacon機能を利用した位置測位が可能で、モノとモノをインターネットで結ぶIoTを実現できるようになっています。
一方でBluetoothにはバージョンがあり、3.0以前と4.0以降では基本的に互換性がありません。しかし、XITシリーズはBlue tooth Ver.3.0にも対応しているため古い規格のBluetoothとも通信可能です。
また、USBを利用したクレードル通信にも対応しています。
XITシリーズのデザインの特徴は、片手で操作しやすいグリップ感と安定したホールド感です。ハンディターミナルの最大の機能である「SCAN」キーを中心に考えてあり、軍手装着時でも操作しやすいドーム状のキートップや、手元側に重心がくるように設計された重量バランスなど、スキャン作業のことを第一に考えて設計してあります。
他にもシステムメニューに入ることなく設定を変えられるキーや、クレードル経由での充電、それにシガーソケットやスマートフォンと同じ規格のUSB充電に対応するなど、使い勝手を考えたハンディターミナルとなっています。
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