マイクロメーターによる寸法測定・
検査の自動化ソリューション測定自動化で品質・生産性を両立しつつ
作業者の負担を軽減
マイクロメーターによる寸法測定・
検査の自動化ソリューション測定自動化で品質・生産性を両立しつつ
作業者の負担を軽減
寸法測定は部品の品質管理上、なくてはならないものです。しかし、昨今叫ばれている労働力不足の環境では寸法測定にまで省力化・省人化が求められています。
しかし、どのような状況であっても寸法測定は正確に実施されるべきものであり、品質を落としたり省略したりできるものではありません。
そこで役立つのが「マイクロメーターによる寸法測定・検査の自動化ソリューション」です。
寸法測定や検査作業にはどのような課題があるのでしょうか?自社の現場を思い浮かべて考えてみましょう。
寸法測定に限らず、人が行う作業にヒューマンエラーは付きものです。教育や訓練により一定程度削減することはできますが、ゼロにすることはできません。
また、人によって測定スキルに差があるなど、人手による寸法測定には品質管理の難しさがあります。
測定スキルは経験や個人の特性によって異なります。そのため、人によっては寸法測定に多くの時間がかかる場合もあります。
また、人手不足の状況の中、異業種からの転職など作業に慣れていない人の場合にその傾向が顕著になってしまいます。
寸法測定は非常に集中力が必要な作業です。しかし、絶対に間違いが許されないばかりでなく、同じ作業を何回も繰り返すため人にとっては集中しづらい作業です。
また、一定の測定スキルを得るには年数がかかるため、育成コストもかかります。
人の判断は必ずしも正確とは限りません。良品を不良品と判断したり、反対に不良品を良品と判断したりするリスクがあります。
前者の場合は作り直しのコストがかかるだけで済みますが、後者の場合は品質問題に発展し、顧客に多大な迷惑をかけることになります。
寸法測定や検査作業を自動化するとさまざまなメリットがあります。
寸法測定を自動化すると、基本的にヒューマンエラーがなくなります。そのため、寸法測定の精度が高くなり顧客からの信頼性も向上します。
少しのミスで長年の信頼関係が崩れる場合もあります。自動化はその「少しのミス」を防止してくれるのです。
人は集中力にムラがあるため、休憩が必要です。また、人によって測定時間に差があります。
しかし、自動化すれば一定の作業時間で寸法測定ができます。休憩を取る必要もなければ、集中力が切れることもないため、トータルの作業時間を削減できます。
寸法測定の自動化により、測定品質のバラツキがなくなります。人による測定の場合、人が多くなるほどバラツキが大きくなりますが、自動化すれば台数を増やしてもバラツキは発生しません。
品質管理の強化は、顧客との信頼関係の強化につながります。
作業者は、高い集中力を持続させなければならない寸法測定作業から解放されるため、大きな負担軽減になります。
また、繰り返し作業による身体への負担も軽減されるため、安全性の観点からもメリットがあります。
マイクロメーターは本来、人が手に持って使用する測定器具です。しかし、協働ロボット(テックマンロボット)と組み合わせることで、マイクロメーターを使った寸法測定・検査を自動化できます。
協働ロボットが部品を把持し、そのまま固定したマイクロメーターの位置まで持っていきます。マイクロメーターのシンブル(回転部)にモーターが取り付けてあるため自動で測定できます。
例えば旋盤で加工するような丸物部品の場合、直径や全長を測定できます。
ワークの有無を確認する作業や、ワークのカウント作業は協働ロボット(テックマンロボット)標準搭載のカメラで対応可能です。
導入前にお客様が実際に加工している部品を用いたテストも可能です。
測定のサイクルタイムが工作機械のサイクルタイム内に収まることは重要です。
山善では実機を使うことなく、シミュレーションにてロボットが周囲と干渉しないかや、参考となるサイクルタイムの算出が可能です。
協働ロボット(テックマンロボット)導入後に基礎的なトレーニングによってセットアップをサポートします。
修理対応もいたしますので、お客様のお困りごとを解消しつつ、測定を自動化できます。
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