工作機械の稼働監視システム
「Facteye(ファクティエ)」

スマートファクトリー化は
工場の稼働状況の監視から!

設備データ収集・活用の
スモールスタートにおすすめ

着実に効果を出す
製造現場のデータ活用方法

工作機械/工具破損(折損)検知・稼働監視ソリューション
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稼働監視システムとは

稼働監視システムとは、工場の設備やロボットから稼働状況や生産データをリアルタイムで収集・可視化するシステムです。
実際に稼働する工作機械の運転時間、停止時間、アラーム発生状況などのデータを自動的に取得し、工場全体の生産状況を「見える化」します。これにより、設備の稼働率向上や不稼働時間の削減、予防保全などが可能になります。

こうしたシステムを導入することで設備の状態をひと目で確認でき、問題が発生した場合には瞬時に担当者や管理者に通知することで迅速な対応が可能です。

また、収集したデータを分析することで、無駄な待機時間の把握・抽出や正味の稼働率を測定でき、製造現場の生産効率向上に活用できます。QCD(品質・コスト・納期)の改善を目指す製造現場にとって、データドリブンな経営を促す重要なツールとなっています。

稼働監視システムとは

製造現場(工場)のIoT活用が
進まない理由

製造現場でのIoT活用は期待されているものの、実際の導入や活用がうまく進んでいるとは言い切れません。その理由として考えられるのは大きく次の3つです。

1つ目は明確な目的や目標がないままデータ収集を始めることです。「まずデータを取得する」という姿勢で始めても、具体的な活用方法が分からず途中で断念してしまいます。

2つ目は投資レベルの設定を間違えることです。IoTデータ活用は試行錯誤が必要です。大規模投資で始めるか、スモールスタートするか見極めなければなりません。

3つ目は目的に沿ったデータ収集手段の選択が不十分なことです。必要なデータを収集できず「データが足りない」と後から悩む事態が発生します。

これらの課題を解決するためには明確な導入目的と、適切な手段の選択が必要です。

製造現場(工場)のIoT活用が進まない理由

設備稼働監視システム
「Facteye(ファクティエ)」の特長

Facteyeは、工作機械やロボットなど様々な工場設備の稼働状況監視と実績管理を行うオンプレミスタイプのパッケージソフトです。
Facteyeの特長は「より広く視える化」と「より深く視える化」の両面からアプローチしていることです。ファナック製、三菱電機製、ヤマザキマザック製などに広く対応しています。

例えば、従来システムでは「運転中」と判断されていた時間内にも「M00」(プログラムストップ)や「M01」(オプショナルストップ)がありました。Facteyeではこれらを「一時停止」として捉えることで、正味の稼働時間を把握できます。

また、稼働率の分析や問題発生時の早期復旧を支援する機能を備え、設備の予防保全にも活用できます。費用は100万円(固定)+4万円/台です。(注1)ランニングコストがかからず、(注2)比較的安価に追加できる点も特長です。

設備稼働監視システム「Facteye(ファクティエ)」の特長

Facteyeの機能一覧

Facteyeにはリアルタイム監視機能があります。全体監視や設備一覧監視、およびその状態表示が可能です。
これにより工場全体の稼働率を即座に判断できます。設備異常や生産効率低下などにすぐに気付くことができます。

また、それだけでなく稼働実績やプログラム実行履歴など、過去の状態を後から追跡することも可能です。
正常稼働時の状態把握に役立つだけでなく、品質異常などのトラブル発生時の原因究明にも役立てることができます。

リアルタイム監視機能

実績履歴閲覧機能 ※CSV出力可能

事例で見る工場IoTの活用事例

事例1. 真の稼働率測定加工機が「本当に動いている」時間を捉えて作業を分析、見えていなかった改善点を発見

事例1. 真の稼働率測定 課題
  • 出来高稼働率で判断していた工場運営。ある時から稼働率は高いが目標出来高を達成できない状況が続いた。
  • 導入済みシステムでは運転中とみなされている時間帯に加工機が働いていないケースがあることを発見。
  • 真の稼働率を測定して改善点を見つけるため、より詳細な稼働データを収集できる手段が必要となった。
事例1. 真の稼働率測定
事例1. 真の稼働率測定 導入効果
  • Facteye導入前、システム上で運転中と判断されていたM00停止中やM01停止中を「一時停止」と捉えることが可能となり、ムダ時間帯の抽出につながった。
  • 同種機械による作業で、手搬入時は停止中、ロボットでの搬入時は稼働中と判断されていた工程の搬送作業を正しく停止中と判断、稼働率目標が平準化された。
事例1. 導入前の認識

事例2. 時間帯による稼働分析加時間帯別の稼働分析から生産加工品数を向上できるポイントを見出す

事例2. 時間帯による稼働分析 課題
  • 経験や勘に頼って新たな改善ポイントを見出すことが限界に近付いていた。
  • 始業の際に行う暖機運転が稼働中と判断されており、正しい稼働率を算出できていなかった。
事例2. 時間帯による稼働分析
事例2. 時間帯による稼働分析 導入効果
  • Facteyeの帳票から終業直前に極端に稼働率が低い時間帯を発見。運用変更で月産生産数の増加を実現した。
  • 従来、稼働中と判定していた暖気運転を不稼働と判断できるようになり、真の稼働率が算出可能となった。
事例2. 時間帯による稼働分析

事例3. 人員最適化の取り組みに
設備データを活用人員の最適化のためにFacteyeを導入、トライアルで75%の人員で作業を実施が可能に

導入の
ポイントと
効果

  • 部品補給の要求をFacteyeがキャッチ、作業員へ即座に通知*
  • 部品補給作業の対応遅れを未然に防止して操業を円滑化
  • 人員の最適化トライアルでは75%の人員で作業が可能に
事例3. 人員最適化の取り組みに設備データを活用

* :ウェアラブル型通知システム「SmartFollow」を使用

事例3. 人員最適化の取り組みに設備データを活用

よくある質問

Qトライアル時のLANケーブルやハブはこちらで準備が必要ですか?開閉ボタン
Aはい。トライアルや実際導入する際のネットワーク環境はお客様でご準備をお願いいたします。基本的には、LANケーブルとケーブルをまとめるスイッチングHUBがあれば、データ収集が可能です。
Q古い機械も多く、そもそも機械自体にLANケーブルが接続できない場合はどうしたらよいのでしょうか。開閉ボタン
ALANポートが無い古い設備においては、リレー結線や信号灯からデータを収集する方法となります。
Q収集したデータをWebブラウザで閲覧する場合、閲覧人数に制限はありますか? 開閉ボタン
A閲覧人数に制限は無く、人数による課金もございません。FacteyeServerとネットワーク通信が可能なPCであれば、アプリインストールなどは必要なく閲覧する事は可能です。またクラウド利用ではない為、外部に情報が洩れる心配もございません。
Q設備からこのソフトウェアへデータ収集する間隔、周期は、どれくらいの頻度となりますか?開閉ボタン
A信号点数やその時の設備の忙しさ、によりますが最速で0.5秒毎に設備信号を取得できます。また、信号毎に収集周期を長くする設定も可能です。それによりサーバーPCの容量圧迫を防ぎます
Q設備を追加で接続する際のソフトウェア設定は、どのような流れで進められますか?開閉ボタン
A初回にはベースライセンスのインストール作業や操作教育対応をしており、現地にお伺いして設定対応するケースが多いです。その後の設備追加登録や、工場マップレイアウトの変更などは、お客様でもご対応可能です。
Q年間の更新料は必要ないですか?開閉ボタン
AQ&A対応やバージョンアップの提供など、保守サポートとして年間での更新が発生します。
Qこのソフトウェア1つで、何台まで設備と接続可能でしょうか?開閉ボタン
Aソフトウェア1式で最大100台までの設備と接続対応が可能です。

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