ロボットティーチングソフト
「OCTOPUZ(オクトパス)」複雑なティーチングをオフライン(PC)で完結!
製造工程を止めずにプログラミングができる
ロボットティーチングソフト
「OCTOPUZ(オクトパス)」複雑なティーチングをオフライン(PC)で完結!
製造工程を止めずにプログラミングができる
産業用ロボットはワークの加工や溶接を行うため、各関節を複雑に動作させる必要があります。
そのため、ティーチングと呼ばれる教示作業を行い、各関節の動作(ロボットの軌道)をインプットしなければなりません。
この時、実機を使えば実環境でティーチングできますが、操業を止めることになります。
操業を止めずにシミュレーション環境でティーチングを行うために必要なのが、ロボットティーチングソフトです。
オンラインティーチングやダイレクトティーチングなどロボットを用いたティーチングでは、一つひとつの動作の座標位置を決め、実際にロボットを動作させながら行います。
そのため、操業で必要となる複雑な動作のティーチングには非常に手間がかかります。
また、周辺設備との干渉や特異点を避ける姿勢など、ティーチングで考慮することは多岐に渡ります。
ロボットを用いたティーチングを行っている間、当然ですがそのロボットは操業に使えません。そのため、ティーチングの時間はすべてダウンタイムとなります。
仮にティーチング用のロボットがあればダウンタイムとなりませんが、ティーチング用としてロボットを一台保有するのはコスト面で非効率です。
OCTOPUZ(オクトパス)を用いてティーチングを行うために、仮想空間環境にロボットを構築する必要があります。
あらかじめ用意されているライブラリを用いることで、実機と同じように制御や動作が可能なモデルを使って簡単に環境を構築できます。
■ライブラリに登録されているロボットメーカー(一例)
・ABB
・FANUC
・YASKAWA
・KUKA
・REIS
ロボットのティーチングは複雑なように思いますが、これまでのノウハウが凝縮されたテンプレートを使用することもできます。
OCTOPUZは溶接におけるロボットの動作をテンプレート化しており、ティーチングでは溶接箇所をクリックするだけで最適な動作を自動的に生成してくれます。
溶接のティーチングでは、ワークとの干渉や特異姿勢の他にもアプローチポイントやリリースポイントなど、検討することが様々あります。
テンプレートを使用することで、ティーチングの手間を省けます。
シミュレーションを用いたロボットティーチングでは、実際の条件を仮想空間で再現する必要があります。
実際の加工では、加工面に合わせてワークを傾けるポジショナーや、ロボットの第7軸(走行軸)とも言えるリニアレールを用いることがあります。
OCTOPUZはこれらを仮想空間で再現できるため、ソフトへの投資だけでなくシミュレーション(ティーチング)時間の圧縮にも有効です。
CAMによって作成されたNCデータを取り込むのが、CAMインポートの機能です。また、別売りのMastercamを用いることで、3DモデルやCLデータの一括インポートも可能です。
これらのデータにより、数値データをロボットの動作に変換できます。
ロボットやツール(工具)をライブラリ化して、ユーザーが必要に応じてダウンロードできるのがRobot & Tool Libraryです。
ライブラリは常に最新の状態にアップデートされるだけでなく、お客様のご要望に応じた追加も可能です。
干渉や特異点だけでなく、軸リミットやアンリーチまでシミュレーション上で発生したエラーを自動で検知してくれます。
ロボットに実装した後に発覚すると手戻りが発生するため、ティーチング段階で警告を発してくれるのは非常に効率的です。
エラーチェック機能に加えて、衝突などの重大事故を防止する機能がパス解析です。
ポジショナーなどロボット以外の設備を使用する場合にも対応しており、重大事故による時間やコストの損失を未然に防ぎます。
ロボット導入の目的の一つが効率化です。しかし、ロボットの動作は複雑で、担当者のレベルによっては効率化に限界があります。
OCTOPUZなら最適化演算により、「時間最小限」と「移動最小限」の2種類から、効率的なロボット動作のアイデアを提供してくれます。
溶接では、ワーク表面とツールの距離を一定に保って、一定速度でロボットを動作させる必要があります。このような動作のティーチングにOCTOPUZが有効です。
また、あるロボットでワークを支えて別のロボットで溶接を行う場合の干渉確認も効率的に行えます。
深絞りや成形加工を行った後のワークは、縁(フランジ)が不規則な形をしており、そのままでは使用できません。この不要な部分を取り除くことをトリミングといいます。
OCTOPUZを使うことで、トリミング動作の生成も可能です。
搬送でもOCTOPUZを活用できます。
搬送そのものは直接生産に寄与しないかもしれませんが、搬送効率を高めることにより、全体のタクトタイム短縮に貢献します。
ミーリングは金属加工において基本的な工程の一つです。しかし、ワークが複雑な形状をしていたり、厳しい寸法公差や幾何公差が指定されていたりする場合には高い加工精度が要求されます。
OCTOPUZは、レベルの高い加工においても、ロボットの動作生成が可能です。
組立てでは、作業しやすい姿勢でワークをグリップしたり、グリップしたワークを決められた公差範囲内で取り付けたりする必要があります。
OCTOPUZを用いれば、レベルの高い組立ての動作生成も可能です。
「3Dプリンターがないと積層できない」というのは思い込みです。
実は、金属3Dプリンターヘッド「MELTIO」を取り付けることで、ロボットを用いた積層が可能です。
積層も溶接のように、規則正しいヘッドの動作が必要です。OCTOPUZは積層の動作生成も可能です。
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