ハンズフリーによる作業効率アップを実現
物流向けウェアラブルピッキングソリューション
「WITシリーズ」
ハンディターミナルは、バーコードの読み取り/記録においてヒューマンエラーをなくす画期的なツールです。
しかし、使用時に必ず片手を必要とすること、そしてバーコードの位置に合わせるため利き手を使うというデメリットがあります。
そこで、手首や腕にバーコード読み取り端末を装着すれば、両手をフリーにしたままピッキングができます。
このような端末を「ウェアラブル端末」といい、ウェアラブル端末を利用してピッキングの問題を解決することを「ウェアラブルピッキングソリューション」といいます。
ウェアラブル端末には作業の効率化を実現する「感じる」「聴く」「観る」「見る」という機能があります。
「感じる」とはバイブレーターによる振動のことで、大きな機械音や他の機器のブザーやアラームが鳴る環境での認知性向上を期待できます。反対にあまり音を出せない静かな環境でも振動による認知性の向上がメリットになります。
「聴く」とはブザーや音声再生のことで、ピッキングミスが発生したとき作業者に注意を促します。また、ブザーは音の高さや長さを調整できることで、各々の作業者が気づきやすくなります。
「観る」とはカラー液晶ディスプレイのことで、作業中でも視認性高く文字の読み取りが可能です。
一方、「見る」とはLEDのことで、点灯・点滅あるいは色(赤・緑・青)によってバッテリー残量や電波状況を直感的に伝えるものです。
19.5mm(W)・86mm(H)・50mm(D)のため、手首に装着しても作業の邪魔になりません。
また、84g〜94g(機種のタイプによる)という重量であるため、手首への負担も最小限です。
そのため作業者は違和感なく両手フリーを実現でき、長時間使用しても負担にならずに効率化できます。
業界初、入力したいバーコードを指差しすることで正確な入力が可能。密集したバーコードの中から簡単に狙い読みができます。
最大12個を一括読取り。S-3ラベル、Dラベル、アパレルタグ、ISBNコードなどの多段バーコードやバーコードと二次元シンボルが混在するカンバンなど一回の読み取りでまとめて入力ができます。
NFC IP-2対応タグ
ISO15693、ISO14443 typeA、B、ISO18092
の読み取り・書き込みが可能です。
指先で直感的に操作ができるタッチパネルカラー液晶搭載。軍手をした状態でも操作可能な抵抗膜方式を採用しました。
設定した距離に近づくまたは近づけると読み取り待機状態になります。
振る/静止する、これらのアクションで読み取り待機状態になります。
指に装着して読み取りトリガースイッチとしてご使用できます。また、WIT-250-Nと接続した場合は、ICタグの読み取りアンテナとしてもご使用可能です。
使い勝手のよいウェアラブル端末でも、耐久性が低く丁寧に扱っていたのでは効率が上がりません。しかし、WITシリーズは各種試験をクリアしているため、効率化と一定程度のラフな扱いを両立できます。
ピッキング環境は必ずしも室温とは限りません。しかし、WITシリーズは氷点下20℃から50℃まで対応しているため、温度帯を気にすることなく使用できます。
また、雨や水しぶきがかかる環境、あるいはホコリの多い環境もあるでしょう。WITシリーズはIP52に準拠しているため、一定程度の環境なら問題なく使用できます。
WITシリーズは2種類の機器構成を選べます。
1種類は無線LANアクセスポイントとネットワークを利用した「無線LANシステム」、もう1種類はUSB2.0通信ユニットを利用した「バッチシステム」です。
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