電動ナットランナー

電動ナットランナー
フローの見える化でねじ締めの確かさを実現

ねじの締め忘れ対策

ねじ穴の位置ずれを検知

異物混入によるねじ浮き対策

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ねじ締め作業における担当者の悩み

〜 弊社展示ブース来場者様アンケート結果より 〜

現場でのねじの締め忘れ

現場では数多くねじを締めます。同じような作業が続くと、仮締めしていたが本締めするのを忘れた等、どうしてもねじの締め忘れが発生します。

ヒューマンエラーは仕方ありませんが、その対策に困っています。

客先でのねじの緩み

客先に納品した設備や、客先で修繕した設備でもねじの緩みが発生します。

自社設備と異なり施工後のフォローを直接できないため、客先でのねじ緩みは特に気を付けなければなりません。

現場での部品の破損

反対にねじを締めすぎて、ワークを破損させてしまうこともあります。

同等品や代替品を用意できる場合はまだ良いですが、一品物のワークを破損させるとその後の作業にも影響を与えてしまいます。

ねじ締め作業における担当者の悩み

これらの悩みを「締め付けフローの見える化」で解決します!

電動ナットランナーを現場へ導入することで、締め付け開始から終了までの作業を
“可視化”し、なぜ問題が発生したのかがわかるようになります。

アトラスコプコ製の電動ナットランナーの紹介

アトラスコプコ製の電動ナットランナーの紹介

ねじ締めの悩みを解消するのがアトラスコプコ製の「電動ナットランナー」です。
電動ナットランナーは次の三つにより構成されています。

コントローラーはパソコンからねじ締め条件の情報を取得し、それに応じて電動ナットランナー本体を作動させてねじ締めを行います。

着座前の異常を独自の波形グラフにより検知

着座前の異常を独自の波形グラフにより検知

電動ナットランナーはトルクと回転角度を同時に測定します。
そのため、回転角度に対するトルクの変化を波形として表示でき、ねじが着座(フランジの下側とワークが完全に接触)した段階で波形を検証します。

ねじ締付がはじまり、フランジとワークが接触開始するまで必要なトルクは一定以下です。
そのため、この範囲では一定以上のトルクが発生していないか、つまりトルクがPost Viewの範囲に入るほど大きくなっていないか検証します。

もしこの範囲で一定以上のトルクが発生していれば、ねじ山がきちんと噛み合っていない可能性があります。

それ以降、徐々にトルクが大きくなり、やがてねじが着座します。
そのため、この範囲では一定以下のトルクが発生していないか、つまりトルクがPost Viewの範囲に入るほど小さくなっていないか検証します。

もしこの範囲でトルクが一定以下となっていれば、ワークが破損している可能性があります。
正常に着座したと判断された場合のみ、所定のトルクまで締め付けます。

不具合検知例① ねじ穴の位置ずれの場合

不具合検知例① ねじ穴の位置ずれの場合

ねじとワークのタップ(ねじ穴)の位置が合っていない、あるいはワーク同士のタップの位置が合っていないと、正常時より高いトルクが必要となります。
この現象は、ねじがワークのタップの一部分に強く接触することにより起こるものです。

正常なねじ締めでは、締付開始からフランジがワークに接触するまで、一定以下のトルクとなります。
しかし、タップの位置が合ってないとこの範囲のトルクが高くなり、そのまま締め付けても正常なねじ締めはできません。

トルクがPost VIewの範囲に入るほど高くなるため締め付けNGとなります。
実際にねじの緩みや締付不良の原因になります。

不具合検知例② 異物混入によるねじ浮きの場合

不具合検知例② 異物混入によるねじ浮きの場合

タップの中に異物が入り、フランジがワークと接触しないことを「ねじ浮き」といいます。

ねじ浮きではフランジとワークが接触する前に、ねじが異物に接触するため着座できません。
そのため、想定している回転角度より小さい角度で、ねじ締めが完了することになります。

当然、ねじ締めは正常に完了していないため異常が波形に現れます。
フランジとワークの接触(ねじ浮きの場合はねじの底付き)からのトルクの立ち上がりが早い段階で始まり、数字上では着座トルクに達するものの実際には着座していません。

また、トルクがPost Viewの範囲に入るほど高くなり締め付けNGとなります。

締め付け作業をロボットに置き換えることで完全な自動化も実現

電動ナットランナーを使用することにより、比較的経験の浅い作業者でもベテランと同じように正確なねじ締めができます。

ねじ締め作業の正誤を数値(回転角度やトルク)で定義することにより、ねじ締め工程をロボットに移行する場合もスムーズにティーチングを行えます。

作業者は大切でありながら単調な作業から解放され、人間にしかできない高度な作業に集中できます。

検品システムとは

【動画】締付けの“確かさ”を実現!ねじ締め自動化ソリューション

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